こんにちは!ちょこです。
みなさん、痙攣性発声障害という病気をご存知ですか?
私とってもこれで悩んでいます。
声が出づらいと思い始めたのは確か高校生の頃で、社会人になるとストレスからかますます症状がひどくなりました。
私の症状の特徴
- 一文字目が発声しづらい時がある
- 喉が締まる感じがあり苦しそうな声になる
- 酔っ払った時に声が出やすい
- 笑い声は出やすい
- 大きな声が出しづらい
- 声を出す前から出ない感覚がある
- 声を無理に出そうとすると顔に力が入る
- ガヤガヤした場所で話しにくい
- 声が震えることがある
初めは近くの耳鼻咽喉科をいくつか回ったり、音声科のある大きめの病院に受診しに行きましたが、特に病気という診断はおりず、精神的なもの、ストレスからくるものと言われて解決しませんでした。
その頃私は新卒で入社したばかりで、研修などで人前で発表する機会がたくさんありました。ですが思うように声が出せず、とてもストレスを感じ会社に行くのが苦痛になっていきました。
そこで次は心療内科に受診に行くと、社交不安障害という診断がされました。
声が出づらいことが原因で不安障害を発症したのか?それとも逆なのか?心療内科で処方された薬を服用しても声の出しづらさは変わらず、どうしたら改善されるのか当時はとにかく調べまくっていました。
痙攣性発声障害の診断
そして見つけたのが京都で有名な音声科のある耳鼻咽喉科。ホームページを見ると発声障害についての記事がありました。
色々な発声障害がある中で私1番症状が当てはまっていたのが痙攣性発声障害(脳の誤作動が原因の局所性ジストニア)でした。
これかもしれない、と思った私は予約を取って診察を受けに行くことを決めました。
診察の日、カウンセリングや色々な音声の検査を受け、痙攣性発声障害と診断されました。今まで何の診断も出ずどうしたら良いか分からなかったのが、ちゃんと診断が出てホッとした記憶があります。
先生からこの病気のこと、治療方法についての説明を受けました。
まず痙攣性発声障害の原因は未だ不明で、完治が難しいという説明を受けました。治療内容は主に3つあり、リハビリ治療、ボトックス注射、手術です。
私は長い間声の出づらさに悩んでいたことと、家がそこから近くなく何度も通うのも厳しいということから手術を受けることになりました。そしてその日のうちに手術をする日程を決めました。
手術について
痙攣性発声障害の手術は「甲状軟骨形成術II型」というもので、声帯にチタンを取り付け声の出やすいところで固定するといった内容のものです。局所麻酔で声の調子を確認しながら進めて行きます。
手術後は4日ほど発声禁止になります。
発声禁止期間が終わっても1ヶ月ほどはあまり大きな声は出さないように生活をします。1ヶ月経った後くらいからはこれまであった声の詰まる感じがほぼなくなり、治った!と思いました。(この頃は新卒で入った会社を辞めてあまり声を使わなくて良い工場で働いていました。)
しかし…半年経った頃にまた声の出づらさを感じるようになってしまいました。
そこでまた診察に行き喉のレントゲンを撮ると、一部破損しておりそのせいで症状が悪化しているのかもしれないと言われました。そのままでもそこまで問題はないが、気になるなら再手術してもいいと言われ、初めの手術から1年後に2度目の手術をすることになりました。
2度目の手術では1度目に入れたチタンとは違う種類のもので、最近開発されたという破損しにくいものを入れてもらいました。
その後しばらくはまた調子のいい日が続きましたが、また最近とても声の詰まりを感じています。(現在オーストラリアワーホリ中)
発声障害なのに留学、ワーホリ
声が出づらいにもかかわらず海外に来ていますちょこです。海外に来た理由は色々あるのですが、英語を話したら発声方法が変わって声の出づらさが良くなるかも?ゆったり暮らすことで症状が改善されるかも?と思ったのも理由の一部です。根拠はありません。現状全然改善されていませんが何とか暮らしています。
発声障害の種類
発声障害にも色々あり、痙攣性発声障害、心因性発声障害、吃音などがあります。またそれらが合わさっていることもあり、診断はとても難しいそうです。私は痙攣性発声障害と診断され手術をしましたが、あまり改善されていないことからすると、他のも混ざっているのかなと思います。
また私は肩と首の凝りがひどく、それらも声の出づらさに関係しているのではないかと思いYouTubeで声の出しやすくなるマッサージやストレッチを行っています。今のところ効果は見られませんが…。
最近見つけた治療院
先日発声障害の治療について調べていると、鍼治療やカイロプラクティックで症状が改善されたという記事を色々と見つけました。その中でも私の家からそこそこ近くて良さそうな治療院を見つけました!
イップス、パニック障害など心因性の症状を根本から治すという治療院で、脳の誤作動が原因の局所性ジストニア(発声障害など)の改善実績もあるそうです。
私はリラックスした環境だと声が出るということもあり心因性の発生障害かな?と思うこともあったので、ぴったりかもしれないと思いました。日本に帰ったらそこに望みをかけて行ってみたいと思います。
発声障害の人に伝えたいこと
発声障害のみなさん、声が出にくいせいで自分が嫌になったり、声が出たらもっと色んな仕事ができた、色々な人とも関われた、など思うことはたくさんあると思います。私も、声が思うように出ていたら何倍も人生が楽しいだろうなと毎日考えています。
効果のあった方法などあればシェアしていくので、一緒に頑張りましょう!
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